人気の色:チークとウォールナット
アカシアの自然塗装において、チーク色やウォールナット色が非常に人気があります。アカシアは自然塗装との相性が良く、色の入りが非常に良いのでブラウン系から白・スモーク系までどの色も対応できます。
チーク色はアジアの誇る3大銘木の1つのチークで、近年は様々な地区のチークが輸入されておりますが、天然木ではミャンマーチーク、植林系はインドネシアチークが有名です。
ウォールナット色は、これも3大銘木の1つブラックウォールナットで、濃い茶色の重厚感ある色合いが特徴です。本来ウォールナット=胡桃ですが、一般的にはウォールナット=ブラックウォールナットを指します。ただ、先に書いたように胡桃もウォールナットして流通しています。胡桃はブラックウォールナットと比較して色が薄くナチュラルな色合いとなります。
チークとアカシア
一般的に流通しているアカシアはラスティク・ナチュラル・ワイルドなどのグレードで呼ばれ、白太や節と色違いが多いグレードです。白太と色違い部分が木の表情を大きく表し一見チークと雰囲気がかけ離れているように感じます。チークもナチュラルグレードなどは、白太、色違いが大きくなります。
節の非常に少ない、また色違いも抑えたアカシア セレクトグレードは、杢目や雰囲気がチークと少し似た感じとなります。部位による色違いは少ないながらあり、上記画像でもその片鱗が伺われますが非常に高級感を感じます。ナチュラルグレードは節と色違いが大きいためチークとは少し雰囲気が異なります。ナチュラルグレードはチーク色に仕上げることで色差の大きさを和らげ白太も目立たなくなります。
各塗料メーカーのチーク色
自然塗装の代表的なチーク色となります。リボスが一番赤が強くオスモカラーはやや暗い感じの茶色に仕上がります。プラネットカラーはチーク色と言う色は無く、ミディアムブラウンが該当します。上記塗料以外の自然塗料でも ”チーク” と名を打った塗料は意外に少ないかもしれません。当社取り扱いでも、プラネットカラーをはじめ、アウロ、ルビオモノコートもチーク色と言う設定はありません。国産のESHA、ユーロオイルなどはチーク色があります。
ウォールナットとアカシア
アカシアのフローリングの着色塗装で一番人気の色となります。重厚感あるブラックウォールナット色に仕上げられ全体的な色違いも抑えられワンランク上の雰囲気となります。
各自然塗料でブラックウォールナット色と言うのは、知る限り存在せずウォールナット色とされています。ウォールナット色は塗料メーカーにより結構色合いが異なります。
#117ウォールナット色は、ルビオモノコートですがブラックウォールナット色と呼ぶには茶色が薄く、チョコレートやブラウン色の方がよりブラックウォールナットに寄った色合いとなります。
#21ウォルナットはプラネットカラーで、カラーチャートでは良い感じに見えますが実際はグレーと茶色が入った色合いで少しブラックウォールナットの方向性にはありますが、同塗料ならダークブラウンのほうがより近いかもしれません。
経年変化前のブラックウォールナットを基準として説明しています。
各塗料メーカーのウォールナット色
オスモカラー
ウッドワックス
左:ウッドワックス チーク
中:ウッドワックス ウォールナット
右:ウッドワックス ウォールナット×2
ルビオモノコート
オイルプラスA 当社オリジナル
左3枚:オイルプラスA BWN色
右1枚:ブラックウォールナットFJL オイル塗装
チーク・ブラックウォールナットの取り扱いは、WOOD赤松:エーケートレーディング株式会社より