インダストリアル
インダストリアルとは工業や産業と言う意味を持つ言葉です。そこには、機械的な無機質なイメージがあり工場や作業場的な感じが想像されます。さらには、そこから無骨なコンクリート感や無機質感をイメージしするような工業的なデザインをインダストリアルインテリア(デザイン)と言われています。そこにはヴィンテージやアンティークな要素も含まれます。
インダストリアルな空間に合うフローリング
無機質な無骨な空間な空間はコンクリートの色が合います。それゆけ、グレー系の色合いのフローリングでその空間に合わせるのが理想でしょう。現状天然木でコンクリートのような色合いの樹種はあまり存在しないと思います。あまりと書いたのは無塗装の状態の経年変化したウッドデッキ系の材は紫外線の影響で炭を薄くしたような色合いに変化します。あとはサーモ処理したオーク系の無塗装材も少しそれに近い(茶が入りますが)。双方ともあくまでも無塗装の状態での色でオイル塗装するとヴィンテージ感強いこげ茶、濃いグレー系になります。
自然塗装で色を表現する
インダストリアルな空間合うフローリングの色合いを自然塗装の着色塗料で塗装する。コンクリート色をイメージしてグレーや白系の塗料で塗装をします。特に白は塗料の色こそ白ですが、床に使用する塗料は基本半透明なので、樹種の持つ色合いと白が相まってくすんだ白になりグレートは少し違う味わいがあります。
自然塗料の中でも多彩な色合いのルビオモノコートで空間に合った色合いに塗装ができます。
ルビオモノコート オイルプラスA
亜麻仁油をベースとしたVOCフリーな自然塗料で多彩な色が提供されているのが特徴です。
アカシアにはスモーク色がくすんだ白・薄いグレー的な感じで合います。
さらに無機質感を出すにはチタニウムグレーなどがおすすめです。
オイルプラスA 成分
亜麻仁油、蜜蝋、カルナバワックス,無鉛性乾燥剤、顔料
ルビオモノコート オイルプラスA スモーク
アカシアにルビオモノコート スモークを塗装しました。アカシア材の特徴の節と色違いがヴィンテージ感・アンティーク感も醸し出します。色合い的にはくすみのある白系で無機質・廃墟感あるイメージに合います。
無垢フローリングでは標準的な90㎜幅の場合、その色違いがより鮮明となりヴィンテージ感・アンティーク感が強くなります。
その他の塗料
スモーク色以外にもインダストリアルな空間に合う色合いの塗料は沢山あります。グレーから白系、ダークグレーも空間に合うでしょう。
ルビオモノコート オイルプラスA 各色
多彩なカラーラインナップだからこそ、白~スモーク~グレーなど様々な色が提供されています。アカシア材だけにベースの色合いが違い以下のサンプルの色合いは参考程度にとしてください。
ルビオモノコート チタニウムグレー
よりコンクリート色に近い色合いとなるとチタニウムグレー・グリスベルジやその他グレー系となります。ここでは注文の多いチタニウムグレーを紹介します。
オスモカラー 白色
オスモカラー 白色。オスモカラーの白色は少し聞きなれない色だと思います。これはウッドワックスオパークと言う、半透明仕上げ、塗りつぶし仕上げの両方が可能なウッドワックスの派生塗料です。1回塗りで半透明仕上げ、2回塗りで塗りつぶしとなります。塗りつぶし塗装をアカシアに施した場合はアカシアの強い個性が完全な塗りつぶしにはならず、個性が塗料の間より主張します。